内申点の話

「内申点」という言葉を受験の話などでよく聞く保護者様・生徒さんも多いかと思います。
今日はその内申点について、徹底解剖していきます!

内申点とは?

内申点とは、福岡県の高校受験の際に受験校に送られる点数で、中学3年生の通知表の合計点数です。
副教科も含め9教科で5段階評価なので、45点満点です。
代表的な福岡県の公立高校の合格者内申平均点(2022年度入試)を少しご紹介すると、

福岡高校 41.7
香住丘高校 37.6
新宮高校 36.0
香椎高校 33.4
須恵高校 29.8
魁誠高校 27.1
玄界高校 26.6

となっております。

入試では、この内申点と、入試本番の点数の両方を見て合否が決定します。
どちらの点数も合格基準を満たしている子は合格となり、届いていない子たちの中からさらに1・2年生の通知表結果も含めて内申書が精査され、合格者を選びます。

と考えると、「副教科の通知表結果は主要五教科と同じくらい大切」ですし、「1・2年生の通知表結果も重要」であることが分かりますね(*^^*)
どの教科でも真面目に取り組み、1年生のころから頑張っていた子がきちんと評価される仕組みになっているということです。

通知表の結果を上げる方法

通知表の結果が大切なのはわかったけど、どうやって内申点を上げるのか、気になるところですよね。
ポイントは大きく3つです。

①定期テスト結果

一番分かり易いのが定期テストの結果ですね。
休み明けにある実力テストの結果より、学校の先生が作る定期テストの結果が非常に重要です!
定期テストは年に4回しかありません。1回1回を大切に対策をして受けるようにしましょう!
「3年からがんばろう」では、通知表面においても定着度においても受験では通用しません!

②授業態度

「教卓から見ると、みんなが何をしているかよく見える」と中学のころ先生が言っていましたが、今はそれが痛いほどわかります!
私も集団授業をしていて、「この子は学校の先生から好かれるだろうな~」という子が明らかに分かります。
先生も人間です。テスト結果だけでなく、いやそれ以上に、日頃の態度を見ています。
大人の世界で言う、職場の上司と部下のようなもので、勤務態度の悪い部下がいくら成果を上げても、「この子を応援したい!」「高い評価をしたい!」とは思えませんよね…。

特にどんなところを気を付ければいいか、私なりの考えですが、次の3つは大切だと思います。
・姿勢。肘をついていたり、足が机におさまっていなかったりする子は要注意です。
・リアクション。質問した時に発言してくれる子の存在はありがたいです。発言が難しくても、目を見て話を聴く、うなずく、ということはすぐできると思います。
・メモを取る。説明したことに対して、目を見て聴いているだけでも「聴いてくれているな」と感じますが、メモを取る子はなおさら評価高いです。

こうした部分は、小学校からでも訓練できると思います。
先生に媚びを売る必要はないですが、人として失礼ではない聴く姿勢を心がけましょう!

③提出物

テスト前に要提出の学校ワークを提出しないのは、マジでやめた方がいいです!!!!!!!
点数が悪くても、きちんと授業に出席して提出物を出していれば、通知表で「1」は基本的につきません。
逆に言えばそれだけ提出物は評価されるのです!(ちなみに中3で通知表に1があった場合、高校はほとんど選べないと言っても過言ではありません。)
我ら4校舎では、SL授業で学校ワークを早めに終わらせるよう確認していますが、その理由の一つが通知表のためです。
先生によっては「早めに提出したらプラス点をあげるよ~」という場合もあるので、要チェックです!

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今回は内申点についてお話をしていきました。
次の3学期は定期テストが1回しかないので、その1回のテストをとても大切にしなければなりません。
今学校で学習していることが3学期の定期考査の範囲になるので、分からないことがあれば早めに対策していきましょう!
全力でサポートさせて頂きます!

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