習慣は小さく始めよ!!!

今回は「本から学んだええ話」です。

読書が趣味、、とは言えないのですが、毎日数ページでも本を読むようにしています。
子どもたちに勉強するよう言う資格があるのは、勉強している人間だけですからね!

さて、今回読んだ本はこちら。

「小さな習慣」です。この本からの学びを今回は共有させてください(*^^*)

「習慣」の力というのは多くの本に書かれていて、習慣が私たちの人格や人生を作っているといっても過言ではありません。
例えば歯磨きをちゃんとする習慣があれば虫歯にならないし、運動する習慣があれば太らずに済む可能性が高いですよね。
勉強する習慣があれば自分の理想像に一歩ずつでも近づけますし、人の良いところを見る習慣があれば毎日幸せに生きられます。

だから、自分を変えようと思ったら、良い習慣を身に着けること、良くない習慣を手放すことが大切です。

しかし!
人の脳というのは変化を嫌います。
今ある習慣が良くないものだとしても、その習慣を続けることを気持ちが良いと思ってしまいます。

だから、志望校に合格したいと言いながら、帰ってきたらスマホにかじりつく習慣を手放せないんですよね…。

ではどうすれば良い習慣を自分のものにできるのか?

本のタイトル通り、

習慣を小さくすること

が答えです!!

例えば運動なら、つい目標は大きくしようと、腕立てふせを20回やって、腹筋を20回やって、それが終わったらランニングを20分しよう、みたいな壮大な目標を立ててしまいます。
これでは、「ダラダラする今のままの習慣を続けていきたいなぁ。新しい習慣は大変そうだなぁ」という脳の抵抗が大きすぎて、やるのが億劫でたまりません!
三日坊主間違いなしです!

では運動という習慣を小さくするとどうなるかというと

腕立て伏せ1回やろう!

にしましょう。

「え!1回やっても意味ないだろ!!!」という突っ込みが聞こえてきそうですが、これくらい小さくすることが継続には重要だそう。
そして何より、1回やり始めたら、もう1回、もう1回くらいできるか、と意外とできるものなんです!

確かに、家事とかでもやるまでは億劫だけど、やり始めたらサクサク終わる、みたいなものってたくさんありますよね。
「やり始める」ときのハードルをどれだけ下げられるか。これが習慣のコツです。

生徒さんの勉強に置き換えると、「1問解いてみる」といった感じでしょうか。
1問解いたら、あと少し解いてみるか、という気持ちになって、行動することでモチベーションが上がってきます!

ただし!
もし本当にその日気分がのらなくて1問しかできなくても自分を責めないことも大切です。
あくまで目標は1問です!
自分を責める癖がつくと、これまた「習慣化を自分はできない」「勉強するのはめんどくさい」と脳が抵抗を始めてしまいます。

受験生にはこの時期には勉強習慣をつけていてほしいので当てはまらないかもしれませんが、受験生ではなく全く勉強習慣がないお子様は、一問から始めてみるのはすごく良いと思います!

私自身は、朝早く起きるのが苦手なので、その習慣化にこのやり方を使ってがんばっていきます!!!

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