暗記のツボ

今回は暗記の勉強方法についてです!

勉強にずっとついて回る暗記。これが面白くないんですよね~。
単純作業で、解いたときのような達成感も薄くて、生徒たちが暗記を嫌いな理由、よくわかります。
しかし避けては通れない。

ということで、なるべく短い時間で効率よく暗記するコツを三つ紹介します。

暗記のツボ① 音読

「暗記してきて」というと、書く生徒の多いこと多いこと。
読むのと書くのでは、書く方が圧倒的に時間がかかり、面白くない暗記の作業時間を自分で延ばしてしまうことになります。
また読んだ方が、目・耳・口という多くの感覚を使うことになります。
それで、国語の漢字以外はまずは読んで覚えることをお勧め!
スラスラと答えの読みが言えるようになってから、英語のスペルや漢字の練習をしていきましょう。

暗記のツボ② 自分でテスト

「先生!暗記しました!」と言ってテストしてみたら、半分くらいしか点が取れていない…。
塾内で見かける光景の一つです…。
これね、生徒もテスト時間の無駄、その後再テストの時間もまたかかる、先生も再テストの準備や丸付け時間の無駄で、本当に良いことない!!!と声を大にして言いたいです。

ということで、覚えたと思ったら、自分で答えを隠してテストしてみましょう!
そうすると、「覚えたつもりだったけど覚えられていなかった」「読みは分かってたけど漢字でミスしてる」というあるあるを防げます。
①で音読をしている場合は特に、ここで漢字などの間違いに気づけます。

暗記のツボ③ なんといっても繰り返し

自分の名前、友達の名前を忘れないのはなんででしょう?
それは「繰り返し聞いているから」。
繰り返されることを、脳は重要と考えて長く覚えておこうとします。
塾では単語月課題やらITTO模試やらいろいろな暗記系のテストがあると思いますが、よく生徒さんがやっているお勧めしない暗記方法が…

直前に覚えて合格しようとすること

これはやめましょう!!!
もしかしたら直後の暗記テストは合格できるかもしれませんが、翌日には間違いなく忘れています。
なぜなら繰り返されていないから。脳は大した情報じゃないと思ってすぐ忘れちゃいます。

前もって何日間かに分けて勉強して、最後テスト直前にも確認する。これがベストです。

そうすれば脳が長く覚えておこうとするので、またあの面白くない暗記作業を定期考査前や受験前に何度も何度もやる必要がなくなります。
もし忘れたとしても、一度しっかり覚えた内容は思い出すだけなので確実に短時間で身に着けられますよ♪

以上、3つの暗記のツボでした!

暗記ができるようになることは勉強の基本!
暗記癖がないと最初は大変だと思いますが、慣れればどんどんスピードもアップします!
暗記から逃げずに、効率よく勉強していきましょう♪