このお休み期間の感動①

4月8日より塾が休校になり、自宅でできる仕事をする日々が続いた一ヶ月。
その中で味わうことができた二つの感動、その内の一つについて、今日は書きたいと思います。

それは、SL手帳という手帳を使った生徒とのやり取りの中で感じたもの。

休校期間中、授業はできないものの、お子様のご自宅での勉強計画を確認し、週に一度LINEでフィードバックしていました。
毎週子供達は、自分で勉強の計画を立て、家という学習するには少し誘惑の多い環境の中でその計画を実行していきます。
なかなか計画通りに勉強できない子もいました。

「このお休み期間、自分で勉強するのは難しいだろうな」
そんな心配をしていた私。

しかし、一ヶ月経ってみて感じたのは、子供達の主体的な成長でした。

毎週、1週間の学習目標時間を伸ばし、達成する子。

スマホの誘惑が強いことを感じて自らスマホの使用に制限をかける子。

何度も達成できなかった自分の学習目標時間を、一ヶ月かかって達成できた子。

「この期間で、計画的に勉強をする習慣がついた」と手帳に記入する子。

私は毎週ただ提出された手帳で、すごいと思ったところをコメントしていっただけです。
常に保護者様の監視があったわけでもないと思います。
その中で子供達は、自ら勉強を計画し、実行し、できたことを自分でほめ、できなかったことを改善していきました。

これって、勉強だけに必要な力でしょうか。

人生において重要な「生きる力」だと、私は思いました。

子供達がこうして自らこの期間を有意義なものへと変えたことに、本当に感動をもらいました。
素晴らしい子供達に心から感謝しています。